【必見!】叩くタイミングが確実にブレない叩き方
こんにちわ
実は競歩が得意です
プロドラマーのスケさんです
歩くという動作と
ドラムを叩く動作は
実は意外と共通点があります
今回は
リズムがブレずに叩く動き方
についてご紹介します
少し当たり前な話をしますが
気持ち良いリズムで演奏
するためにはちょうどいい
タイミングで音を出す、
つまり狙ったタイミングで
叩きたい楽器を叩く必要が
あります。
これは一見
ごく当たり前の話に
聴こえますが
その意味がわかっていない
ドラマーがあまりにも多い
のが現状です。
このわかっていそうで
わかっていない状態を
続けていると
「狙ったタイミングで
叩いているつもりが
実はズレている」
という最悪の状態で
身体と脳に感覚が
身についてしまい
自分では合っているつもりで
演奏していても周りから見ると
微妙にズレていて
なんだか気持ち悪い
と思われてしまいます。
演奏している本人たちが
違和感を感じているのですから
それを外から聴いている
リスナーの方やライブの
お客様はもちろん同じ違和感
を感じ取ります。
しかもコレ厄介なのが
「実はズレているけど
自分ではかなりわかりづらい」
という点です。
微妙なズレなので
自分では客観的に聴いていても
かなりわかりにくいのですが
他のパートの人からすると
「なんでかわからないけど
確かに合わせにくい」
と思われているのです。
そうです、周りからしても
「ズレているのは確かだけど
それがなぜなのかはわからない」
というレベルなのです。
周りの人ですら
なんでズレているのか
わからないのですから
客観視が難しい
自分の演奏中になんて
気付けるはずがないんですよね。
一緒にスタジオに入っていて
こんな雰囲気になったことは
ありませんか?
ドラマー「どう?」
他パート「うーん、
悪くはない、かな」
この時目をそらされたら
危険信号です…。
なにせ、他パートの人は
違和感には気付いているけど
その理由がわからないから
指摘のしようがないのです。
そうなれば自分で気付く
しかありませんが、
再三お伝えしていますが
客観視が難しい自分の演奏中に
その違和感に気付ける
ドラマーはごくごくまれです。
メンバーの中で自分だけが
その違和感にずっと
気付けずにいれば
自分の知らないうちに
メンバーからはドラマーなのに
メンバーで一番リズム感がない
というレッテルを貼られ、
段々と気付かないうちに
呆れられ期待を
されなくなってしまいます。
何故かメンバーは
よそよそしい雰囲気となって
そのままライブをするので
そのギスギスした雰囲気は
フロアのお客様にもなんとなく、
でも確実に伝わります。
例えステージ上では
仲良いような風に
振る舞っていても
その内に秘めている
負の感情はほぼ確実に
客席へ届きます。
そうなると
お客様が楽しく見れなくなり
無意識に離れていく
ようになってしまうので
そのバンドの寿命としては
かなり深刻な状態となり
非常に厳しいことを言いますが
ほぼ確実に解散を余儀なく
されるでしょう…。
僕はそのような末路を辿った
同期のバンドとドラマーを
数多く見てきましたし
僕自身もそういった形で
所属していたバンドが解散
となったことがあります。
僕個人的には元から仲が良く
そのバンドでやっていきたいと
本気で思っていたメンバーとの
バンドだったので
本当に悔しくて
悲しい想いをしました。
ですが
その何故だかわからない
微妙なズレの理由がわかれば
その対策ももちろん
立てることができますし
1ヶ月以内に改善
していくことも
充分に可能です!
それだけ早急に改善できれば
メンバーからは
「こいつこんな短期間で
見違えるほど合わせやすく
なったな!見直したな、
俺も頑張ろう…!」
とあなたのドラムの
合わせやすさも
あなたの努力も認めて
もらえるだけでなく
あなたのドラムに触発されて
メンバーがあなたと同じように
努力をするようになり
メンバー間で
リスペクトし合いながら
みんなで切磋琢磨していく
という最高の好循環
が発生します。
その素晴らしい関係性は
ステージ上にも現れ
「フロアなんて関係なく
自分たちが一番楽しいんだ」
と言わんばかりに
最高に楽しそうに
演奏しているあなた達を観て
お客様のテンションは
最高潮にアガって
興奮が冷めないままに
あなた達のライブの良さを
どんどん周りに広めてくれて
バンド活動がみるみる
スムーズになっていきます!
ではそんな
1ヶ月以内に効果が出てくる
夢のような
タイミングを安定させるコツ
とは…
振り上げを意識するです!
これは振り上げの動作の仕方
そのものもそうですが
一番重要なのは
振り上げるタイミングです。
ものを叩くという動作は
人間は無意識に行えますが
その動きを細かく表現すると
①振り上げ
↓
②叩きたい場所めがけて
振り下ろす
となります。
ドラムでは②の振り下ろし
ばかりが取り上げられて
いますが
振り下ろす前には
必ず振り上げが必要なのです。
なんだそんなことか
と思ったかもしれませんが
この振り上げのタイミングを
意識しているかどうかで
リズムがブレるかブレないかが
ハッキリと分かれます!
そうなれば振り下ろしの
タイミングを覚える前に
振り上げのタイミングを
覚える必要がある
と思いませんか?
では実際に今すぐ!
手を1mm以上振り上げずに
膝を叩いてみてください!
…物理的に無理ですよね?
もう一度言いますが
振り上げがなければ
叩くという動作は
物理的に不可能なんです。
これは極端でもなんでもなく
事実です。
僕はこれを意識しだしてから
どうすればリズムが安定するか
ということに悩むことが
なくなりましたし、
以前とそこまで練習量を
増やしていなくても
メンバーから
「最近ドラムすごい良いね、
合わせやすいしフレーズも
生き生きしてる」
と言われドラムに
対してなんの心配もなく
自信を持って演奏できる
ようになりました。
これ、お客様にも
褒めていただけて
最高に気持ちいいんですよね。
でももし今も
知らないままだとしたら
ライブもドラムも楽しくなくて
ドラムを辞めてるでしょうし
今頃こんなブログ書いていなくて
あなたとお会いすることも
なかったでしょうね…。
こんなシンプルな理屈に
長らく気付かなかった自分が
悔しいですが
一生知らないままより
何十倍もよかったと思います。
あなたもこの
生きていれば誰もがしている
振り上げ動作を今すぐ意識して
リズムも叩くタイミングも
絶対に外さず安定した
超合わせやすいドラマーに
なりましょう!